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書籍內容
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昭和4年から同14年まで、上海を中心とした「排日」活動の実態。
「金曜会」とは、一九二八年六月上海日本商工会議所が中心となって結成された団体。当時、上海で「排日」が激化するなか商工会議所と各業種の組合、三井・三菱の代表が集まり、情勢検討や対策会議を毎週金曜日に開催したことが、団体名の由来である。その後、かなり広範囲の日本企業がこの会にかかわり、長期間にわたる、「排日」を主軸にした印刷物としては、たいへん貴重で特異な史料である。
【本書の特色】
●現代にも通じる「排日」の構造を考える重要な基本史料。
●1929年から十有余年の長きにわたって、「排日」を主軸に刊行された印刷物としては、たいへん貴重なものである(第一次上海事変前から占領期まで)。
●具体的には、上海を中心とした、「排日」活動の実態、日本の損失、国民政府の政策とその批判等が伺われる。
●丹念に見ていくと、経済関係のみではなく、1930年代における中国側の民族運動を日本がどのように認識し対応していたのかが読みとれる、重要史料であることが分かる。
●史料残存の特徴としては、大学図書館での所蔵が少なく、いくつかの旧高商系の大学を中心に所蔵が確認されるのみという稀少文献を今回すべて網羅して復刻する。
●別巻に詳細な総目録と解説を付す。